2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

OJARU (Oxford JApanese Researchers’ clUb)

基本的に一日に2回しかメールをチェックしないことにしてるので、仕事の終わりぐらいにいきなり以下の様なメールをもらった。 Dear Dr Takama,I came across your personal webpage when I was googling "oxford japanese researcher".I run a "club" for J…

「日本の教育」真似している国を間違えていませんか?

教育は発展問題に大きく関わっているので、教育の話には自然と耳がよっていってしまう。 日本も北欧の教育制度を真似ようとがんばっているみたいですが、PISA(OECD生徒の学習到達度調査)で常に上位のフィンランドの教育はなかなか出来ていますね。今朝見た…

「レア・メタル市場の冷え込み」と南アの鉱山の村

レア・メタルの市場が冷え込む予想だそうです。 そして、今の資源エネルギーバブルは、中村氏によれば、2009年に弾けるのだそうだ。 中村氏は「レアメタルパニック」を記したのは、2007年はじめ。その頃の中村氏は「早く(レアメタル鉱山を)開発し…

号泣したCM:「たったひとつのたからもの」

日本に住んでいないので知らなかったのですが、こんなCMが流れていたのですね。最初の10秒でもう涙が止まりませんでした。障害をもって生まれた秋雪君、6年間「もがいて、楽しんで、進んでいった」のでしょう。ご両親のことを思うと心が痛いです。

「不平等や不公平な世界」もがいて進んでいく教育

曽野綾子氏の「不平等に耐え、魂の教育を不平等に耐え、魂の教育を」の記事を読んだ。共感するところが多い。 政治や社会が、平等と公平を目指すのは当然だが、現実には必ず不平等で不公平なのである。それなのに、完全な公平と平等が簡単に入ると思わせるあ…

「食料危機」と「サプライズな農政」

下記の様に木村先生にせっかく書いていただいたので、もう少し書きます。 皆さん、こんにちは。木村剛です。 「ヨーロッパから環境事情 (オックスフォードの環境博士の日記)」 さんが、「食糧価格高騰が話題になっていますね」と問題提起しています。 世界的…

山と人の写真コンテスト

Global Digital Photo Contest via kwout世界的に有名な「山」関係のシンクタンクICIMOD(The International Centre for Integrated Mountain Development)が写真コンテストしていると友人がメールをくれました。誰でも参加できるみたいです。参加できるトピ…

世界ブランド100選と地球環境大賞

17回目の「地球環境大賞」が決まったそうです。TDKが大賞をもらったそうです。 産業の発展と地球環境との共生を目指し、環境保全活動に熱心な企業、団体を表彰する第17回「地球環境大賞」(フジサンケイグループ主催)の授賞式が22日午後、秋篠宮ご夫…

「投資家」の利益率:マイクロ・ファイナンス

Kiva - Sopheap Kong via kwout Sopheapさんは1983年に結婚して4人の子供がいます。・・・1999年から小売店を家で経営しています。・・・ローンを得てから、彼女は地元の農家から野菜を買うことができます。そして、もっとお金を稼ぐことができます…

スパコン・プロジェクトと見た目じゃない気候変動のモデル

「それは問題だ」 地球シュミレーターが出来た頃、オックスフォードのパブで北米の学生とその話をした時にいきなり言われた言葉だ。 「何が問題なんだよー」 と言うつもりだったが、言わなくても何故彼が「問題だ」といったか分かっていた。日本にスパコンで…

「人生いたるところにブッタあり」と中庸

世界中で、北京オリンピックの聖火リレーに対する抗議行動が起こっていますが、チベット側の精神的リーダーであるダライ・ラマ氏は暴力的な抗議行動や、オリンピックのボイコットを賛成していません。それは、仏教には「中庸」といって、「ある一つのことに偏…

農業にオイルを注入

現在の化学肥料や農薬を大量に投入し、石油で動く機械に依存した農業はどう考えても持続不可能です。最近は有機農業をはじめ、いくつかオルタナティブな農業が提案され、また実施されていますが、正直言ってどれもまだメインストリームにはなりえていません…

「答えの無い問いに答えを生み出す」こつ

せっかく先日書いた『「答えがある問題」を探す嗅覚: 「ゆとり教育」と「博士の余剰」』を木村先生に書いていただいたので、「答えの無い問いに答えを生み出す」方法というか、「こつ」をちょっとだけ書きます。意思決定の金字塔「RAND Corporation」が得意…

エコ・ファンド(環境ファンド)とか、金融工学を使ったマイクロ・ファイナンス

「環境ファンド」とか「エコ・ファンド」とか、環境を題材にした金融システムが活発ですね。公的資金には限界が見えるので、民間・市民から環境対策の資金を得る方法としてはよいと思います。僕は、直接の金融ではないが、「金融工学を使ったマイクロ・ファ…

バイオ燃料 VS 食料

何だか、「バイオ燃料」対「食料」の様になってきて心配です。昨日も書きましたが、バイオ燃料が食糧価格の高騰に与えている影響は地域特定の要因であり、世界的な要因ではない。アメリカなどでバイオ燃料は活発ですし、それにより穀物が投機目的で売り買い…

世界的な食糧価格高騰

食糧価格高騰が話題になっていますね。週週間前にあったGECAFS会議で権威のLouise Fresco女氏は「バイオ燃料と世界的な食糧価格高騰とは関連はない」と断言しておりましたけど、いったいどうなんでしょう。 ブッシュ米大統領は14日、世界的な食糧価格高騰…

ネパールのマイクロ・インシュランスでの「研究」と「開発」

この夏にネパールに行きそうだ。そこで、ネパール関係のニュースにも注目している。三浦隊がネパールに登ったりとか、日本のPKOが頑張っているとか、日本がらみのニュースもありますね。ネパールと聞くと何となく「美しい山々」など神秘的なイメージを持って…

「売れる商品を作る」か「消費者によい商品を作る」かの理念

たまの読んでいるサステナ・ラボでマーガリンとバターの話しがあった。 どのマーガリン、それともバター? http://suslab.seesaa.net/article/93260731.html マガーリンなど植物性脂肪を使った製品に含まれることが多いトランス脂肪酸は、循環器系の健康に悪…

オックスフォードのフォーク・ミュージック・フェスティバル

盆踊りの様なものを踊っていました。たまに見ますが、未だに何っていうものか知りません。

思い込みと地球教の環境活動

環境の仕事に携わっていると、時々アクティベストと勘違いされる。はっきり言って、「シー・シェパード」の様な組織は好きではない。今朝読んだこの記事は共感できる部分が多かった。だけど、ちょっと一言。 【土・日曜日に書く】山本秀也 環境テロに大義名…

忘れたくない「交換日記」の内容:マルブさんありがとう

今朝、Gmailに古い大学のメールをその時のタイム・スタンプのまま取り込む方法がわかり、昔の大学のメールをいじっていたら、何とも懐かしかった。メールは現代の「文通」であり「交換日記」だ。古いメールを読むと、あんな時にあんなことを考えて、頼み、行…

「weADAPT」のネーミング

保険つながりで(って、ぼくはのやっているのはマイクロ・インシュランスですが)、時々読んでいる「生命保険 立ち上げ日誌」のインターネット生命保険ががとうとう立ち上がった様です。読んでいると「できる人は着眼点が違うな〜」といつも感心してしまう。こ…

「答えがある問題」を探す嗅覚: 「ゆとり教育」と「博士の余剰」

今朝、ここら辺のブログを読んで思うことが一つ、二つある。 [ゴーログ] 学校教育:答えは一つではない http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_823c.html ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘 http://sunact.jugem.cc/?eid=773 何年…

ネパールのインターネットが動かない。

UN関連のACCCAプロジェクトでネパールのマイクロ・インシュランス・チームのサポートしている。最近メールが通じないと思ったら、共和制に移行するための選挙でインターネットが使えなくなっていたそうだ。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/wor…

ワークショップがあったオクスフォードのベリオル・カレッジ。

週末の大雪に負けなかった桜がきれいでした。

国連と世界銀行のワークショップでプレゼンをする

数週間前に一緒に博士課程をしたマリーから連絡があって、「気候変動・温暖化対応策と発展途上国」のタイトルでプレゼンをしてくれと僕に頼んだ。忙しく棚上げにしていたら、その数週間がタイムマシーンに乗ってあっという間にやってきた。プレゼンをするワー…

昨日はオックスフォードは大雪でした。

関係ないですが、イギリスは昨日は四月の大雪。正しく「雨は夜更け過ぎに〜雪へと変わるだろ〜」だったみたいです。またもや、ヒースロー空港は異常気象で100便以上が欠航したそうです。

2007年年次報告書への露出

オフィスにSEIの2007年の年次報告書が届いていた*1。パラパラッとめくってみると。5ページ目に、鮮やかな黄緑色のサンダルをはいた男が写っていた。 ありゃー! 僕のこんな写真が年次報告書につかわてしまっている。 顔の写りは悪くも、サンダルが動かぬ…

「新疆ウイグル自治区各地でデモ相次ぐ」で思い出したこと。

昨年、ブログを諸事情で更新していないときに、内モンゴル自治区で環境の意識調査を行った事を思い出したニュース。 「新疆ウイグル自治区各地でデモ相次ぐ」http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/135461/ 中国のウイグル族居住地域である新疆ウイグ…

ボス、ノーベル平和賞おめでとう!

ボスのトムがIPCCの著者の一人として、ノーベル平和賞の片鱗をいただいた。 本当におめでとう。これも「偉い人と働いている事」を普段忘れている例ですね。