2009-01-01から1年間の記事一覧

島の風力発電の弊害と可能性

Twitterなるものを初めてみたがかなり危険。初めはGoogle Noteの代わりで使ってみることにしたが、はまりそう。離島の電力の話で意見交換ができたので、少しまとめておく。 初めはこの記事asahi.com:風力発電に風当たり/平生・下関-マイタウン山口 via kwout…

国際労働機関(ILO)のアフリカのソーシャルエコノミーに関する目標

丁度、一ヶ月まえ程に、南アフリカのジョハネスバーグでアフリカのソーシャルエコノミーに関する国際労働機関(ILO)の会議が行われた。それを踏まえた、ILOのソーシャルエコノミーのフォーラムに参加してきた。そこでもらった、資料を情報の簡単なまとめ: ま…

追記

EditMyEnglishを調べてみると、15ページ以上(4千単語ちょい)の文章には割引があるらしい。その場合は、info@EditMyEnglish.com か service@EditMyEnglish.com に連絡する様になっている。それから、http://www.eibuntensaku.com/という安い国内の校正業者…

英文の校正の料金比較

論文校正・英語論文添削・英文校正・英文校閲などなど、いろいろ言い方はあるがいわゆる「Proof reading」の値段を比べてみた。 今は日本から仕事をしているので、簡単に同僚に「これ読んでくれる」とは聞きづらい。それに、友人に聞くのも非常に気を使って…

ODAと研究費の事業仕訳

事業仕訳が始まっている。僕の分野も環境や開発費の削減が、今の焦点になっている。僕は日本の仕事をしていないので、第三者的に見ているので勝手なことが言えるが、当事者には大変だろう。 しかしある意味仕方ない部分もある。日本のODAはあまりにもビジョ…

意志決定のオリジン

今日もいろいろな人と会って良いインプットを得た。 意志決定の歴史はそれほど長くない。昔は、一般人は意志決定など行わず、なにかを信じることで物事をこなしていた。たとえば、宗教のドクトリンなどがそうだ。 そのご、意志決定をおこなうようになると、…

気候変動(温暖化)に緩和策に必要な資金の総額は?

僕らの研究所も気候変動に関するファイナンスを書いたが、ハーバード大学のケネディースクールも似たような、ポリシーブリーフを出した。 http://belfercenter.ksg.harvard.edu/files/HPICA_Issue_Brief_2_FINAL.pdf読んでのまとめと感想と個人的な意見です…

プチ自給自足の生活

昨日はアジがたくさんとれたので、夕食は、アジの揚げ物だった。添えた柚子は庭からとったもので、もらったイカの刺身と、これまたもらったお米で食べた。洗い物は井戸水。余った柚子で100%の柚子ジャムを作る。 シンプルな生活を満喫している。懐古主義…

エチオピアのマイクロインシュランスの「問題点」と「興味深かったこと」

公開セミナー: アフリカにおけるソーシャルエコノミー(社会的経済)2009年11月25日 午後15:00 から18:00 (日本時間)国際労働機関(ILO) 駐日事務所と世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)は2009年11月25日、アフリカにおけるソーシャルエコノミー(…

環境省の「アセスメント」と「合わすメント」

環境省がいわゆる切れる子の調査を行うそうです。 最近はと言っても、僕が覚えている限りずーと「最近の子供は切れる」と聞きますが、この理由が遺伝や環境の影響があるのではないか考えて、調査してみようとなったらしいです。 多少無断研究のようにも思え…

グラミン財団の方針から学ぶ、カリスマ会社の問題点

本職とは別に、日本のNPOに参加しており、その関連でグラミン財団の資料を翻訳した。Grameen Foundation | Combining the power of microfinance and technology to defeat global poverty. via kwout 一番気になった部分はマイクロファイナンスにに関係なく…

途上国から先進国になって、途上国に戻った、日本

当面は大型の予算を組み、赤字国債を買い取る仕事をゆうちょ銀行に持たせ、見掛け上は辻褄が合う。しかし、対GDPで累積公的債務が200%にもなるのを目前にして、誰かが国債は本当に大丈夫か?と叫んだ途端に暴落する、という危機が刻一刻と迫っている。長期…

最高の一日:いい波にBD3とパタゴニアのサーフボード

今日は本当に波が良かった。昨日も良かったが、今日は無風で程ほど暖かく、この島で一番メジャーなポイントブレークがパワーとサイズとも最高の状態になっていた。200Mはゆうに走っていけるだろう。そこそこ込んでいたがそれでも、本土のポイントに比べ…

主観的な環境学

先日、息子と公園に行き海を眺めていた。この島は海が綺麗なことで有名だが、公園から見える海はコンクリート固められており、錆びた船が見えたりして、決して綺麗とはいえる場所ではない。そのときふと息子が: 「綺麗な海だね」 と、話しかけてきた。 幼い…

シャボン玉石鹸

イギリスにいた頃は水が硬くて肌がバキバキ常にしていた。息子も水があわなかったのかひどい皮膚炎に悩まされていた。日本に一時的に帰ってくることになったとき、一つ期待したことが、水が変わって皮膚炎が直ることだった。結果、子供皮膚炎はよくなったの…

浜辺の注射針

さきほどニュースで福岡の浜辺で注射針が落ちていると話が出ていたが、この島はもっとすごい。注射針が一本、二本どころではなく箱で浜に打ち上げられている。そのほか得体がしれないポリタンクなどがきている。毎年、この辺りではは漂着物調査をおこなって…

国家戦略室の削減はたかがしれていいる!

国家戦略室が予算の削減を始めておりますが、まだまだ削減しなくてはいけないようですね。日本の国家予算は95兆円しかし、税収は40兆円もない。残りは借金になる。ヨーロッパの国と比べると大きく異なる。英国の予算も70兆円あるが、税収でそのほとん…

黄砂を見て思い出した「一人一人の心の持ち方」の事

昨日は黄砂がすごかった。太陽が直視できるほどの黄色く曇っていたが、雲ではなかったのですね。 はるか内モンゴルから飛んでくるのだが、こんな秋にくるのは30何年ふりらしい。今年は内モンゴルも水が少なかったそうだ。僕も数年前に内モンゴルに気候変動…

炭素税の導入

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1015&f=business_1015_023.shtmlEUで炭素税が始まりそうです。キャップ&トレードでは40%のEUの経済しかカバー出来なかったが、炭素税が残りの60%の経済活動もカバーするのでさらなる二酸化炭素の削減…

効率のわるい公共事業

今日島に帰ってきた。民主党が色々と公共事業を中止することにしているが、この島でも同じだろう。かなり、公共事業に頼っている節があるので、公共事業がなくなったら困る人がたくさんでてくる。役場の人も必死だ。山を切り開くような事業は賛成できないが…

Simple life

今日はイギリスにおいてあった荷物の整理に一日費やした。いつもどこかに引っ越す事を頭にいれているので、荷物は少ない方だがそれでも、やはり荷物はどんどん増えていく。自分の持ち物を整理していて一番多いのがやはり、衣服。昔から「衣食住」というぐら…

キンドルは環境にも貢献するのか

電子読書端末といわれる部類で一番人気のAmazonキンドルがもうすぐ日本を含めて各国で発売されるようですね。ちょこっとしらべると: 大型版のDXは来年発売 日本でも通信費は掛からない 通信はローミングでおこなわれる模様 せっせと普段から、紙切れと書類…

わくわくする数学 日常生活の中に見つける美と驚きの世界

わくわくする数学 日常生活の中に見つける美と驚きの世界 posted with amazlet at 09.10.04 ロブ・イースタウェイ ソフトバンククリエイティブ 売り上げランキング: 136200 Amazon.co.jp で詳細を見る この本は数学の「美しさ」を分からしてくれる。数学の端…

エチオピアのマイクロインシュランスに見るギャンブル性

Africa Experiments With Climate Insurance -- for $5 a Year - NYTimes.com via kwoutこのニューヨークタイムスの記事はエチオピアのマイクロインシュランス(保険)を扱ったもので、僕も少なからず関わったものだ。この保険は年間約5ドルで来年の種を保障…

住みたいアフリカの国

欧州の後に、今回もアフリカの国をまわった。タンザニア、モザンビーク、南ア。この中でダントツに金持ちなのが南ア。僕が移住して一番裕福に暮らせるのも南ア。だけど、あまり住むのは乗り気ではないな。白人の搾取感がすご過ぎる。南アの中間層は日本の金…

英国民間の気候変動ビジネスの動向

1ヶ月ぐらい続いた欧州とアフリカの出張ももうすぐ終わる。移動しているともうだいぶ昔の事に感じてしまうが、3週間前はロンドンにいて、日本の関係者を連れて、気候変動ビジネスをしている会社を二社訪ねていた。どちらも知り合いがいるので紹介したところ…

南ア北部の村に再来

南ア北部にあるツバチ地区に来ている。ここに来たのは3度目。来るたびに急速に開発が進んでいるのに驚く。ここはレアメタルがたくさん取れる地域の為、鉱業が盛んだ。今現在17の鉱山があり、2012年までにその数は27になるらしい。鉱山のほとんどはプラチナ…

寄付された靴の行方と開発の「押し付け」

確か、日本を離れる数週間前にQちゃんが靴をアフリカの子供達に寄付する内容のTVを見た気がする。そんな事を今朝モザンビークのマプトを歩いていて思った。 世話をしているモザンビークの修士生に連れられて街を歩いていた。 彼が「靴がほしい?」 「ヨー…

途上国で調査をするときの注意点

自分の経験から: アンケートは文字を読める人が少ないので、調査員が個別に聞いてまわる方式がよい。 シンポルや絵に頼るのがよい。 数字は大体みんなに読める。 確率の概念も説明しだいで何とかなる。 調査員のトレーニングは念入りに。 調査員は以外に高…

モザンビーク:マプト

アフリカをいろいろと回ったが、思えば英語があまり通じない国に来たのは初めてだ。モザンビークはポルトガルの植民地であったため、英語はあまり話されない。その為、調査や投機も他の国より進んでいないと現地の人がいっていた。その真偽の程は定かではな…