世評

デカイ事をさせるには「失敗する権利」をあたえる

大人になってからの勉強は効率を求めてしまうが、失敗することから学ぶことが多いです。なかなかセカンド・チャンスをくれる世の中ではないので、どうしても、失敗することを恐れてしまいます。だから、小中高のときにもっと失敗することを恐れずに、新しい…

「日本の教育」真似している国を間違えていませんか?

教育は発展問題に大きく関わっているので、教育の話には自然と耳がよっていってしまう。 日本も北欧の教育制度を真似ようとがんばっているみたいですが、PISA(OECD生徒の学習到達度調査)で常に上位のフィンランドの教育はなかなか出来ていますね。今朝見た…

「不平等や不公平な世界」もがいて進んでいく教育

曽野綾子氏の「不平等に耐え、魂の教育を不平等に耐え、魂の教育を」の記事を読んだ。共感するところが多い。 政治や社会が、平等と公平を目指すのは当然だが、現実には必ず不平等で不公平なのである。それなのに、完全な公平と平等が簡単に入ると思わせるあ…

「食料危機」と「サプライズな農政」

下記の様に木村先生にせっかく書いていただいたので、もう少し書きます。 皆さん、こんにちは。木村剛です。 「ヨーロッパから環境事情 (オックスフォードの環境博士の日記)」 さんが、「食糧価格高騰が話題になっていますね」と問題提起しています。 世界的…

「答えの無い問いに答えを生み出す」こつ

せっかく先日書いた『「答えがある問題」を探す嗅覚: 「ゆとり教育」と「博士の余剰」』を木村先生に書いていただいたので、「答えの無い問いに答えを生み出す」方法というか、「こつ」をちょっとだけ書きます。意思決定の金字塔「RAND Corporation」が得意…

「答えがある問題」を探す嗅覚: 「ゆとり教育」と「博士の余剰」

今朝、ここら辺のブログを読んで思うことが一つ、二つある。 [ゴーログ] 学校教育:答えは一つではない http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_823c.html ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘 http://sunact.jugem.cc/?eid=773 何年…

原子力で儲けるのは日本企業でなく、ウラン・スーパーマーケット

ファイナンシャル・タイムスをちらっと見ていたら気になる記事が載っていた。原子力発電の燃料であるウランの価格が4年ぶりに下落したらしい。理由は新潟の地震による放射能洩れ。この事故が原因で人々の原子力に対する不安が、ウランの価格に影響した。し…

参院選と、「格差是正」と、「合成の誤謬」と、天才君の結婚式

今回の参院選で民主党が圧勝。第二の争点だったのが「格差是正」。民主党の圧勝で「格差是正」がどうなるか興味しんしん。願わくば、「ばら撒き式の公共事業」で、地方の経済を支えるなどと言わないことをねがう。地方の経済を自立に向かわせて、格差是正し…

戦略的なCSRと、企業の最大の契約

先週、Espresso Diary氏のブログについて書いたら、さっそく自分のブログについて書いていただいて恐縮です。せっかくなので、環境関係の仕事をしている自分から見た、ファイナンスを書いてみようを思う。個人的には、お金儲けの為の投資・ファイナンスには…

「島国根性的」な報道と、グローバリゼーションと、日本の投資銀行

もうすぐ日本は選挙だが、なんと無しに日本の政治というか、日本の未来が心配だ。http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/archives/51627217.html http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_0c71.html今日、木村剛氏のブログ経由でこ…

pragmatic(実利的な、実際的な、実用主義)に生きる

「おまえはpragmatic(実利的な、実際的な、実用主義)だな」と、良くいわれる。自分はそんな風に思っていたり、思っていなかったり、でも、そうだったらいいなと、願っていたりする。今日もオフィスで、そんな事を言われる話が二つほどあった。 強制的な移…

ミス・ユニバースが日本人の森理世さんに決まって思うこと

今年のミス・ユニバースが日本人の森理世さんに決まったらしい。 http://www.missuniversejapan.com/日本人がミス・ユニバースに選ばれるのは二回目だとおもう。聞いた話であるが、前回日本人がミス・ユニバースに選ばれたとき、「日本人の栄養摂取量が欧米…