情報の入り込みを「正しく」制限する新聞とテレビのニュース
今回の日本の滞在も今夜が最後。滞在中に既存のメディアっていいかなって、再確認した。
オックスフォードでは普段テレビの新聞も見ない生活を送っている。みんなに「そんなんでよく世界の情勢がわかるね」って言われるが、「インターネットで充分だよ」っといつも答えている。
インターネットが他のメディアと違う特徴は:
- いつでも好きな時に好きなものを見ることができる。
- 世界中のイベントが瞬時にはいる(言語力があればなおさら)
- 一般の人も情報を発信できる
これらの事は情報を取得するには大きな利点であると思うし、既存のメディアは苦手にしてきたことだろう。*1だから、インターネットで情報を手に入れていればいいとして、過去10年テレビを家から排除しているし、新聞もとっていない。
といいつつ、実家をでるまでは小さいころから毎朝、新聞を読むのを日課にしていた。
日本に帰る度に新聞をチラッチラッと見ていたが、今回久しぶりに精力的に新聞とテレビにニュースを見てみた。試してみると、「新聞やTVニュースもいいな」と思った。
新聞のいいところは:
- 一瞬で読みたい記事が確認できる
- インターネットの記事より読み応えのある物が多い
テレビのニュースは:
- 今世間の話題をみれる(みせられる)
- 決まった時間に情報を得る癖ができる
「一瞬で読みたい記事が確認できる」が新聞の一番の利点だろう。新聞一ページのレイアウト数秒を眺めるだけで、どの記事が自分が見たいか、文字の大きさと記事の位置などですぐに分かる。情報の入り込みを「正しく」制限する意味では、これはかなり使える。「正しく」とは、自分がある程度興味があり、なおかつ世間の話題でもある事と言ってみるか。
さらに、テレビのニュースの決まった時間にトップニュースだけ見ることも、情報の入り込みを「正しく」制限する意味でかなり有効である。
どんどん、情報を入れ込みたいときは、インターネットの方がいいと思う。しかし、時間が思うように作れないときに、意味のありそうは情報を少しだけインプットするには、既存のメディアの方が良いのでは思った。
オックスフォードの帰ってからも、何か日本語の新聞でも取ってみようかと思ったが、結構値段が高くて驚いた。何か良い方法は無いだろうか、PDFで本当の新聞が読めるのなら、大型モニターでも買おうかなと思う今日この頃である。
*1:ニュース速報などもあるので、一概にには言えませんが。