EUと日本の共同研究

日本の共同研究者から、EUと日本の共同研究について文部科学省から話がでているよといわれちょっと見てみた。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu9-1/shiryo/04/07121905/001.htm

確かに的を得ていますね。EUの研究の活発化特にFP6やFP7のプロジェクトの規模には驚かされる。ある意味欧州の復興なのだろうけど、文化が多様化している欧州で共同研究をうまくやっているなと思う。EUは基本的に環境と発展問題はアフリカに注目している。アジアの問題はインドや中国に注目している。

ここでかかれているように、日本もボトムアップ的に交流を持っていかないとなかなか、長期的に続く共同研究を作り出すことは難しいのではないだろうか。




いろいろな問題があるが、日本が目指していくところはここだろう。


(地球規模問題への対応)

 一方、近年、環境問題を中心として、エネルギー、水、食料、感染症等の地球規模問題がますます深刻化し、人類の存続への脅威となっている。これらの問題の解決へ向け、科学技術により貢献するためには、各国がそれぞれの問題意識のもとに研究開発を推進し、互いに競争するだけではなく、国際的な協調により科学技術協力を推進していくことが求められている。

 特に、環境問題等の地球規模問題に関しては、我が国は高い技術力を活かし、世界のフロントランナーとして取り組んでいくことが求められており、各国との協調を図る際、環境分野での研究開発が強力に推進されている欧州地域との協働は重要である。例えば、2007年のG8ハイリゲンダムサミットにおいて、2050年に二酸化炭素の排出量を半減させる我が国の提案に対して、EUが賛意を示したように、欧州地域とは政策的な背景等を共有する部分があり、地球規模問題への対処において欧州地域との連携を強めていくことは、科学技術政策としても意義があると考えられる。

同じ事が年末のCOP13でIPCCの理事からも指摘された。この先も日本はある意味マイスーター的な国として残っていくだろう。この分野で