英国国際開発省との会議の準備(民間セクターによる適応対策)

明日また、DFID(英国国際開発省)で会議がある。ここ一ヶ月で3度目の会議。初めはスーツで完全防備でいったが、先週はカジュアルスーツにネクタイで軽量武装。明日は、普段どおりスケーボーに短パンで行くかって、いけるわけ無いか。まだまだ、若造なのでかの教授の様に、内面オーラで勝負とはいきにくい。ある程度の防備が必要です。

明日は、先週よりはもっとテクニカルな内容になると思うが、大きく物事を捉えることが大事。とりあえず、先週の会議の重要点をおさらいしておく:

  • いままで、気候変動への適応対策は、公的資金による働きかけがほとんどだった(これには英国国際開発省も含まれる。)。
  • これからは、民間セクターの関与が必要になってくる。
  • 特に、民間セクターは政府レベルの関与とNGONPO)の草の根レベルの働きに隙間に入ることができる。
  • 民間セクターでも、大企業と中小企業では、気候変動への適応対策でやれることが違ってくるし、政府の介入の仕方も違ってくる。
  • 大企業では適応対策を自分で行うことができる力があるので、政府の役割は企業が適応対策を行うことに動機を与えることや、手段の話し合いになるだろう。
  • 適応対策を助ける手段や、道具は必ずしも政府が用意する必要はない。逆に企業から学ぶことも多いはずである。
  • 民間セクターの気候変動への適応対策は今のところ、保険業に集中しているが、それでは保険業者に荷が重過ぎる。
  • 中小企業の気候変動への適応対策には積極的な公的機関の関与が必要になってくるだろう。


今のところ、公表できる部分でこんな感じのまとめになる。さーて、問題なのはどこの地域のどの分野の民間セクターから、適応対策に本気で取り組むべきかといったことだ。明日も天気は悪いがホットな一日になる。


おやじ的に冗談が簡単に出てくるようになったので、そろそろスケボーも引退かもな。

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