問題解決キッズと、フランス人エリート階級の研究者

いつも楽しみに読んでいる、「生命保険 立ち上げ日誌」に面白いサイトが紹介されていた。
http://totodaisuke.weblogs.jp/blog/2007/06/post_a6b8.html

  • 問題解決キッズ

http://www.delta-movement.com/ProblemSolvingKids/default.asp

コンサルタントの方が始める教育ビジネスってどうなんだろうと、ちょっと懐疑的に見てみたが、「そうそう」とうなずくことだらけ。さすが一流コンサルタントは、何を考えさせてもすごいですね。僕は精神論で詰め込み教育を受けた世代だが、僕の子供には、こんな考える教育をうけさせてあげたい。



今日ちょうど、オフィスで新しいEUの気候変動プロジェクトの立ち上げがあり、似たような「問題解決教育」の話が出た。今回のプロジェクトは、地中海の気候変動を全面的に調査する*1ので、僕等は「ミニIPCC」と呼んでいる。場所が地中海なので、いつもに比べてフランス人のプロジェクト・パートナーが多い。

最初の全体会議で、アメリカ人のボスは、フランス人エリート階級の研究者に、なんとも感服されたようだ。

ボス曰く:

  • 彼らはエリート工学校で、工学は学ばない。
  • 彼らが学ぶのは、どうやって物事を進めるか、そして、それを解決するかだけだ。
  • それにともない、彼らはどんな事柄にぶつかっても、自信をもって行動できる。


今の時点で、今回のパートナーもそのフランス研究者たちは、学ばなくてはいけないことがたくさんあるが、ボスはそれでも何も心配もいらないといっていた。そんな事をボスから聞くのは初めてなので、僕も彼らと働く事にワクワクする。天才と働くことほど楽しいことはない。




「問題解決キッズ」に話を戻す。サイトの「こんな人達知りませんか」を最後の段落まで進んでいくとこんなことが書いてあった。

考え実行する経験を積んでいくうちに、みなさんの影響力は身の回りだけでなく、もっと大きな範囲に及ぶようになるでしょう。「地球温暖化を防ぐ」「アフリカの貧困問題をなくす」といった、大きな社会の問題にも取り組むことだできるようになるはずです。


自分は「地球温暖化を防ぐ」「アフリカの貧困問題をなくす」にも取り組んでいる。それが、「考え実行する経験」によるかどうかは定かでは無いけど、自分の仕事が天才君の最終目的になっている事が、素直にうれしい。よく寝れそう。


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