国立環境所の西岡理事のインタビュー

週末は、ゴルフを教えてもらったり、ハーモニカを始めたりと、学びの多い時間だった。

それから、もうひとつ。たまたま、NHK Worldなるチャンネルを見る機会があり、そこで、国立環境所の西岡理事のインタビューを聞くことが出来た。内容は、日本が京都議定書のターゲットを達成できるかどうか、でした。

昨年お会いして、同じ内容の話をさせていただいたが、西岡理事の姿勢は一貫していた。

西岡理事いわく、日本は京都議定書のターゲットを

  1. 達成すべきであり、
  2. 達成できる。

1)昨年、「日本人はやるといったことは必ずやる。」との姿勢のもと京都議定書のターゲットは必ず達成するとおっしゃっていた。今回も同じ強い口調が聞けてうれしい。特に今回は、NHK Worldなので英語でした「We should achieve the target!!」。

2)しかし、日本が達成できる事を悲観的に考えている関係者が多いと思う。理由は今現在、削減しなくてはいけない、1990年の排出レベルを7ー8%増やしてしまっているからだ。そこで西岡理事が、「個人消費の部分で排出量を削減したらなんとかなる」との強い一言。炭素税などで個人消費を強引に引き下げるのは、日本の強い経済会から反発があるだろう。しかし、一人一人が、無駄の引き下げを行えば、なんとかならない事でもない*1。そのためには、人々への気候変動の教育と、その教育による行動変化の観測が必要である。


ナショナリズムを高揚するのは好きでは無いが、「京都」って海外にも知られていて、外国人にも人気がある。「京都」の名前を汚したくないし、その名前がついた約束事を守りたいとおもう。


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