10分でなんでも説明する方法

先週の地球温暖化の会合が終わり、一段楽する。ここ二週間、会議の後にまた会議で、まともに仕事をした気分がしない。会議にでていれば仕事をしていると勘違いしている人もいるが、会議は問題を解決する場で、問題を解決する準備をしない人はこまる。

そんな愚痴はさておき、最終日に、コミニケーションのコンサルタントを呼んで、自分達の計画をどの様に世界に発表するか学んだ。これが、普段のプレゼンテーションなどに役立ちそうなので、メモしておく。



世の中には情報が多すぎて困惑する。それを完全が把握して説明しようとすると、コンサルタントを雇う必要が出てくる。しかし、結局はコンサルタントも、難しいことをそのまま淡々を説明する訳にはいかない。そのため、単純化して、短期間で説明する必要がでてくる。

同じように、マーケティングなので使われる、キャッチコピーも10秒で印象づけるにはいいが、結局、あとから説明する必要がでてくる。


この短すぎず、長すぎない時間で自分のプロジェクトや仕事を説明する事が大切だ。その、ちょうど良い時間が10分らしい。

図に表すとこんな感じらしい。



では、10分で物事を説明するにはどうしたらよいかというと・・・

いろいろあるが、基本的には、物事の全体像を最初に見せることが大事である。

例えると、ジグソーパズルの箱に描かれている絵を最初に見せてから、ジグソーパズルにそれぞれのピースを見せる。60スライドもあるパワーポイントのプレゼンテーションをひとつずつ見せ、最後に「わかりましたか?」といっても全体図を見れる人はいないだろう。



自分のプレゼンテーションでは、これを実践しているつもりだが、あらためてコンサルタントにいわれると、自信がつく。パワーポイントを使うのもいいが、その時でも必ず横にはフリップチャートを用意して、全体図を描きながら話をする。最後にサプライズがある必要はない。

プレゼンテーションには「びっくり」より「じっくり」理解してもらうことが大切である。


冗談はさておき、今週も英国国際開発省(DFID)の人と会議がある。プレゼンを用意しなくてはいけない。今回の事を役立てよう。


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