日本のテトラポットだらけの海

昨日からまたプールに泳ぎに行き出した。風邪がようやく治ったのもあるが、またサーフィン熱が少し出てきたからでもある。いつかまたいける機会をねらって、とりあえずパドル力はつけておきたい。

先週、日本にいた時はサーフィンにはあまりいけなかったが、海の近くにはずっといた。「なんで、日本の海はかっこ悪いんだろう」といつも思う。テトラポットというか消波ブロックだらけの海。

日本の海岸はいま・・九十九里浜が消える!?●海岸浸食と漂砂● http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2000/00008/mokuji.htm

この記事は、テトラポットの問題点、何故そのような状況になってしまっているか、詳しく書かれています。長いけどお薦めです。

基本的に、何故状況が変わらないかは:

  • 海岸地域に土地がある人が自己責任をとる習慣がない。
  • テトラポット及び、海岸建設の事業が地域住民の生活基盤になってしまっている。
  • 砂浜でより、コンクリートなどの硬い物で海岸を侵蝕から保護しようとしている。


しかし、根本的な所は、この様なコンクリートでできた景観とそのプロセスが我慢できるからなのだろう。漁業の衰退と、他の産業が育っていないのがいけないのだろうか?

上の記事では、サーファーは質素で金を落とさないから、観光収入は望めない、「ダメだ」と切られていた。実際はどうだろう。サーフィンが一般化した海外の社会では、普通以上に働いてお金をもっている人もサーフィンを愛している。そして、サーフィンに行ったときもリゾート気分でお金を落とす*1

今まで、海外でサーフィンした9ヶ国で、インドネシアとモロッコの二つを除けばそんな感じだった。

こんなこと考えていたら、サーフィンにすごく行きたくなった。行くならテトラポットなんて無い、きれいなとこがいいよな。

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*1:あまりお金はないが、たまにしかサーフィンにいけないので、行けるときは、かなり僕も財布の紐がゆるみっぱなしです。