ジュネーブのミーティングを終えて
昨夜遅くオックスフォードに帰宅。ジュネーブの国連施設からバスで10分かからずに空港に行けたことを思うと、つくづくオックスフォードが空港から遠いことが思い知らせれる。数年前に博士論文の提出まで2ヶ月と迫っていて、ジュネーブの空港で必死に論文を書いていたのを思い出した。あの頃に比べたら今は余裕のある生活としている。ただ、家を開ける機会は多くなったが。取り合えず、バルセロナ、ウィーン、ジュネーブと続いた気候変動出張ツアーは終わった。数週間は家でオックスフォードの春を楽しみたい。
ジュネーブのミーティングは有意義なものだった。世界銀行、UKCIP、いろいろな国連機関、それから我がSEIが、気候変動への適応を助けるフレームワークは道具を見せあった。取組やインターフェースは違ったが、似通っている部分もいくつかあった。
- ターゲットのレベルが、コミュニティーの気候変動への適応
- ターゲットのユーザーは、分析作業をするプロジェクトマネージャ
- 量的な計測より、質的な分析に重みをおく
- decision-makingではなくdecision-support
- 地図を使ったレポートの製作
- データの取り扱いの関しての問題
- 難しいテクニカルな部分は外注に発送
まだまだいろいろあったが、ほとんどのチームがこれらの事を話していた。競い合うことも大事だが、お互いに協力しあって本当に役立つフレームワークを開発できたら素晴らしいと思う。